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「久しぶりにアリーナにでも出ようかな」
そいいきなり言い出したのはクレイではなく、ナインボールのパイロット、レオンだった。
「頭が痛いなら言ってくれれば病院ぐらい連れて行きますよ?」
「そうだぞ、そのぐらいなら俺が出すから」
「酷いなぁ、拾って貰った恩人に」
レオンは苦笑する。
「なら何でいきなりアリーナなんだよ」
「ん~、何でと言われても・・・まぁ、暇だからかな」
「だいたいレイヴンは引退しただろ」
「大丈夫だよ
しっかりと機体は残してあるから」
はぁ、と二人は溜め息をつく。
「何かとマイペースですねレオンさんは・・・」
「まぁね」
と言って微笑んだ。
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