幼きレイヴン

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と、その時α2がレーダーに何かが写っているのに気付く。 「ん?、何だこれは」 α2は機体の歩みを止め、後ろを暗視カメラで確認する。 「あ、あれは!」 「どうした?」 「ACです!ACがこちらに接近しています!!」 「なんだと!」 MT三機は後ろを振り返る。 「畜生!なぜACがここに!! 仕方がない、ここは我々が食い止めますその間にお逃げください!!」 α1は車を先に行かせた。 「倒す必要はない、なるべく多くの時間を稼げ」 「「了解!!」」 そう言って、三機のMTは戦闘体制に入った。 それを見ているクレイは構うことなくMTに突っ込んで行く。 「目標は先に行ったわ MTを早く始末して目標を追って」 「ああ、分かってる」
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