世界観

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アメリカで魔法が発見され世界は変わっていった。 初めはどこの国も信用できず研究するのをためらっていた。 だがアメリカと同盟を結んでいた日本、中国、イギリスが協力して研究を始め、魔法の使用に成功した。 この成果によりすべての国が研究を開始した。 各国の研究の結果、魔法には属性があり、 それぞれ火(炎)、水(氷)、光、闇、風、雷、土の七属性があることが判明し、これを基本属性と呼んだ。 しかし、基本属性以外にも遺伝や条件を満たすことで得られる特殊属性というものもある。 更に、魔法には下級、中級、上級、最上級と段階があり、もちろん強いほど魔力消費は激しい。 しかし、下級でも魔力の込める量によって中級や上級程にまで威力をあげることができる。 魔法の発動にも種類があり、一番魔力消費を抑えることができるが隙が多い完全詠唱。 その詠唱を破棄し魔法を発動させることによって魔力消費は増すがその分隙が減る詠唱破棄。 最上級魔法使用時によく使われる一部を省略する省略詠唱。 最後に何も喋らずに魔法を発動させる無詠唱、だが無詠唱は完全に使用する魔法の構造等を理解していなければ発動させることは不可能であり、何より魔力消費が格段に激しい。 世界が魔法を研究して五年後、魔法は一般にも広がり環境破壊や資源問題なども解決までには至らないものの少しずつ改善されていった。 しかし光があれば影ができるように世界各国で魔法を悪事に乱用するものが現れた。 そこで各国はそれぞれ魔法警察と政府直轄魔法組織を作った。 日本も日本魔法警察と日本政府直轄魔法組織(JMO)を発足した。
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