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村長「それはジンオウガですね。」
イカロス「ジン…オウガ…」
ジンオウガ
雷光を帯びた姿から、雷狼竜と呼ばれ、山林に住むソイツは鋭い爪、四肢ともに発達している。
しかも、雷光虫を集め、電力を高めてるとか…。
村長「いずれは貴女にも討伐の依頼が来るかもしれません。そのときはよろしくお願いしますね。」
イカロス「は、はい…」
あんなヤツと戦う…
体が恐怖で震える。
未だにジンオウガの咆哮が脳内で響き渡り、更に恐怖を倍増させる。
…でも
姉さんも言ってたな。
動きさえ見極めれば、倒せないモンスターなんていない。
…そうじゃん!
ヤツにも弱点はある!
…いや、あってほしいな…。
?「あ~。そこの貴女?」
声のした方を見ると…
?「貴女、新米かい?。共に狩りのサポートしてくれるオトモアイルーはいかがかえ?」
籠に数匹のアイルーを入れ、ソレを背負うおばあさんがいた。
?「わたしゃね、ネコバァとでも呼んでくださいな。私の仕事は、ハンターにオトモアイルーを紹介する仕事しとりますぅ。よかったらいかがかえ?」
オトモアイルー…。姉さんに聞いたっけ…。かなり狩りのサポートに役立つから、連れていくといいって言ってたっけ。…爆弾猫のルーシーちゃん、かわいかったな…。
ネコバァ「最近、モンスターも手強くなってきてるからのぉ…。オトモアイルーおすすめだよ。あ、クエストには二匹まで連れていけるから、よく考えて雇用してなぁ~。」
イカロス「むむぅ…。………よし、君に決めた!」
イカロスはリストにあった二匹を指差す。
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