3人が本棚に入れています
本棚に追加
「近づけばう・・・くっ・・・・」
宇宙服を着た人物はコクピットから突然落ちた。
そして落ちたと同時にヘルメットが取れ素顔があらわになった。
「えっ・・・男の子?」
その素顔は右頬に十字の切り傷があり凛々しく。髪は長いが確かに少年らしい顔つきをしていたのだ。
「ちょっと大丈夫?」
「くっ・・・これくらい・・・・」
少年はふらつきながらも立ち上がるがすぐに倒れかける。
「大丈夫じゃあないね。」
と少女がすぐに少年を支えたのだ。
「・・・・済まない・・・・」
「いえいえ。」
と少年を地面に座らせる少女。
「先程は済まなかった。
えっと・・・君の名前は?」
最初のコメントを投稿しよう!