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豊「あ!やべ!ピヨった!」
研「わああ、突進来た!淳くんゴメン……」
淳「え?まともに動けるの俺一人?」
豊「こっち来るなこっち来るなこっち来るな……」
翔「何やってんだお前らぁぁ!」
豊「わぁ現実なのにモンスターが!!」
翔「誰がモンスターだ誰が!ったく、今何時だと思ってんだ?」
研「もうすぐ5時ですね」
翔「今日の開場は?」
淳「5時ですね」
翔「開演は?」
豊「6時……」
翔「こんな時間までやるな!誰か自分の動きを再確認するとか、真面目な奴いないのか?」
豊「だって遊び心満載なのが俺達じゃん?」
翔「だからってワンマン前にモンハンやるな、モンハンを!」
研「ごめんなさい……」
淳「鬼龍院さん怖い」
翔「失敗して、もしスベりでもしたら即そいつのモンハン取り上げるからな!」
3人(絶対失敗出来ない……!)
豊「とか言って、実はお前もモンハンやりたいだけだろ?」
翔「バっ……!」(明らかに動揺)
豊「やりたいんだ」
研「やりたいんだ……」
翔「……、や、やりたいけど、ここで俺までハマったらバンドが駄目になる予感しかしないから、そういう意味では絶対にやりたくない」
豊「そっか。じゃ仕方無いな」淳「一番大変なの鬼龍院さんですからね~」
豊「俺達が翔の分までモンハン楽しもうぜ!」
3人「おーっ!」
翔「だからってワンマン直前まで遊ぶなよ?」
3人「はーい」
翔(あんなにハマってるってみんな公言してるから、「ライブよりモンハンやりたい」とか言って、ギターソロで本当にモンスター(ダンボール製)を狩ってみるのもいいか……?いやいや、今はそんな事考えるより今日のワンマンに集中集中……)
-終-
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