モトと私

6/24
前へ
/24ページ
次へ
「何のむ?」 私はいつものミルクティーを頼んだ。 取り出しぐちに缶が落ちる音が 深夜の街に響いた。 自販機のライトに照らされたモトの顔は今にも泣きそうで 私は何も言えずにただ息をのんだ。
/24ページ

最初のコメントを投稿しよう!

8人が本棚に入れています
本棚に追加