モトと私

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「もうヤスは止めときなよ。ね?」 あの泣きそうな顔は消えて、またいつものニコニコ顔でミルクティーを手渡された。 私は色々な感情が一気に溢れてきて その場で泣き崩れた。 まだ15歳。 普段は大人ぶってみても、本気で泣けばクソガキで。 しゃくり上げながらわんわん泣く私を モトは道端の縁石に座らせてくれた。
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