出会い。

4/7
前へ
/65ページ
次へ
龍は俺をチラっとみて、俺が歩きだすと女の子を連れ俺の後ろを歩いてきた。 そのまま格技場まで行き、格技場のドアを思い切り開けると、皆がみんなこっちを見た。 だか、見てはいけない物を見たかのようにすぐ目を反らした。 「チッ」 少し胸糞悪くなったが、舌打ちだけして壁にもたれかかるように座った。 龍も女の子に行きなといいながら、俺の横に座った。 「ありがとうございます」 女の子はペコッて頭を下げて小走りで走っていった。 「なぁ義。俺等に話掛けてくる奴なんて初めてだな」 「あぁ」 「俺等の事知らんのかな?」 「どうだろうな」 龍と短い会話をしながら、学校が早く終わる事を頭の中で思ってた。
/65ページ

最初のコメントを投稿しよう!

58人が本棚に入れています
本棚に追加