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龍は俺をチラっとみて、俺が歩きだすと女の子を連れ俺の後ろを歩いてきた。
そのまま格技場まで行き、格技場のドアを思い切り開けると、皆がみんなこっちを見た。
だか、見てはいけない物を見たかのようにすぐ目を反らした。
「チッ」
少し胸糞悪くなったが、舌打ちだけして壁にもたれかかるように座った。
龍も女の子に行きなといいながら、俺の横に座った。
「ありがとうございます」
女の子はペコッて頭を下げて小走りで走っていった。
「なぁ義。俺等に話掛けてくる奴なんて初めてだな」
「あぁ」
「俺等の事知らんのかな?」
「どうだろうな」
龍と短い会話をしながら、学校が早く終わる事を頭の中で思ってた。
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