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セイレ「くそっ……血が止まらない」
痛む体を引きずりながら何とか歩いているが
ガサガサ
セイレ「っ!なんだ!?」
近くの茂みから音が聞こえる。
足下から石を手に取り、茂みに投げると
セイレ「なっ……な、なんでフレアウルフがこんなにいる?」
それよりも何故わかったのだろう?この森に来てまだ数分しかたってない。じゃあ……
セイレ「血のせい…か」
でも…この数は無理だ。魔力のないセイレは勝てるはずない
セイレ「逃げなきゃ」
痛む体に鞭を打ち、必死に走り続ける。傷口から血が流れている。
だが、セイレの傷口から流れ落ちていく血にフレアウルフの大群が追ってくる
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