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医者「先ず、右肩から腰までに大きな切り傷。剣で斬られた後ですね。さらに恐らくは鞭でしょうね。体の至る所に青あざ。それと体に五属性の魔法でしょう。火傷などの傷を受け、まともな食事を取ってなかったんでしょうね、かなり危ない状況です。」
周りでも傷の深さなどを聞き皆が信じられない、と言った表情をしている。
総帝「酷すぎる、後は本人の意志しだい?」
医者「えぇ。それに血が全く足りません。血の三分の一を失ってます。予想ですが、生まれて直ぐに虐待の限りを受けていたんじゃないかと。正直、目覚める可能性は低いでしょう」
闇帝「生まれて直ぐ!?!?」
水帝「赤ん坊の時からってことだよね?」
炎帝「流石にそれは…」
氷帝「……可哀想に…」
地帝「ふむ………」
と、いきなり治療室の扉が開いた。
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