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すると、光君が来た。
光「ごめんごめん…
お母さんに、空お兄ちゃんの事言ってきた…」
あァ…あれな。
龍聖「そっか……
ってか、何で俺を泊めてくれるんだ??」
光「うん、優しそうだから!!」
ほぅ…随分、可愛い事言うじゃねーか。
龍聖「随分、信頼してくれるんだな」
光「うん、空お兄ちゃんと同じ雰囲気があるから」
ほぅ……マジか。
だけど、光君からも相棒の雰囲気がするなぁ。
魔力が似てんのか??
龍聖「なぁ光君、ちょっと外で魔法撃ってみてくんね??」
そうすれば、分かるだろう。
光「ボク…魔力無いんだ??」
んなバカな。
だって、現に今も光君から『魔力の波動を感じるんだから』。
龍聖「んなはずは無い
ちょっと、右手出して」
光君は素直に、右手を出した。
俺は光君の右手に、俺の右手を重ねた。
………属性は……
龍聖「っ!?」
ぜ、全属性……??
光「??」
光君は俺の反応に、驚いてる様だ。
けど、俺はもっと驚いてる。
俺は一度、手を退かした。
龍聖「光君、右手の上に火を出す様なイメージをしてみて??」
俺の言う通りに、光君は考えてる様だ。
ボオォッ!!
光君の掌から、炎が浮かんだ。
光「うわあぁ!!」
どうやら、マジで使えなかったらしいな。
龍聖「なら、次は水だ」
それから、全ての属性を確認した。
全部、属性が発動した。
マジかよ…マジで、全属性だし。
俺はマジックボックスから、魔術書を取り出した。
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