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すると、誰かにロングコートを引っ張られた。
後ろを振り向いたら、誰もいねぇ。
何だ??新種のホラー現象か??
すると、気が付いた。
下に光君がいた。
光「龍聖お兄ちゃん、泊まる所あるの??」
んなっ…勘の良い男の子だなぁ。
龍聖「いや、ねーけど…」
光「なら、家に来る!?」
光君は目をキラキラとさせてる。
さっきまでの涙は何処に行ったんだか…
けど、他人に世話掛けんの好きじゃねーし。
それに、明日にはザルグガングに行くしよ。
龍聖「いや、大丈夫だ
どっかホテルでも探すし、明日は死んじまった空の故郷に行くからよ」
光「いや、大丈夫だよ??
空お兄ちゃん居なくなっちゃったし、それに…龍聖お兄ちゃん、空お兄ちゃんのお家に行くの??」
龍聖「あァ、そんなトコだな」
光「なら、ボクも行く!!」
龍聖「ハァッ!?」
つい、驚いちまった。
マジかよ…メンドクセェ……
光「ボク…お兄ちゃんに恩返ししたいんだ!!
それに…お兄ちゃんの事、あんまり知らなかったし…」
まぁ…メンドクセェが、ダチは多い方が楽しいか。
龍聖「良いけど、家に泊めてくれるのが条件だ!!」
光「うん、良いよ!!」
そーゆー事で、俺は光君の家に泊まる事になった。
ま、一石二鳥だな!!
俺は素直に、光君に着いてく。
すると、光君が急に歩みを止めた。
光「ここが、ボクん家だよ!!」
光君が指指した所には、普通の一軒家があった。
まぁまぁ、デケェ方か。
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