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黒の世界に入った
半分の俺は
見わたす 見わたす。
「ここも同じか。」
真っ黒い世界が
広がる 広がる。
何も一つ変わらん
この場所も
つまらなく見えた
呆れた
何か変化したものが見たいから
そう
俺は待った…
気付いたら
黒の世界には
一人の少女が
声を掛けたかったけれど
どう言えばいいかわからなくて
君は俺に気付いて
にこっとただ微笑んだ
こんなの初めて見たもんで
気味が悪くなり
俺は黒の世界から出て行った。
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