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「ん…」 朝日が昇ったのを感じて、リエルは自然に目が覚めた。 「起きたか?」 その声に身体を起こすと、レイドがちょうど火を消しているところだった。 「ほら」 火を消す前に作ったのだろう。塩で味付けフライにした魚を野菜と挟んだパンを手渡してくる。 「ありがとう」 それを受け取り、リエルは口に運ぶ。 昨夜は色々あって、結局何も口にしていなかった為、それがとても美味しく感じた。
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