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‡愛璃視点‡
うぎゃ。嫌なやつきたよ。
そんで、ゆーり達殴り合いに発展しそうだし止めるか…
喧嘩両成敗ですよね…?
愛「ゆーり、律ー」
優「だいたいなあんたみないなのは」
律「君達は見るからに運動できそうにないだろうしね。」
ぷっちーん。
愛璃の中でなにかが切れた。
それに気づいた周りの人は被害が来ないように静かに後ろに下がった。
ガッキーン。
ゆっくりと二人に近づき後頭部を掴み額同士をぶつけた。
愛「場所弁えて喧嘩しろよ。粕ども。」
ドスの効いた声で二人に言い放つ。
静まる体育館。
しかし、だれもが恐怖で動けないのであった。
一人を除いて。
莉「それくらいにしてやれよ。」
愛「あ"ぁ?馬鹿兄にはちゃんとわからなせなきゃダメなんだよ。」
た、助け舟と会長の後ろに隠れる律。
優璃はすくっと立ち上がり愛璃を抱きしめ額にキスをした。
唖然とする周り。
愛「仕方ないなぁ。もうけんかダメだからね?」
優「わかってる」
この双子の弟は敵に回してはいけないと感じた瞬間でした。
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