†第四章†

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‡双子の自室 ‡ 愛「律がシニカルの幹部だったなんてねー」 優「あぁ。知らなかった」 真「同じく知らなかった。 仲良いなぁとは思ってたんだけどな」 三人は律について話しそして、黙っていたという事実にため息を吐いた。 優「てか、俺らも人の事言えないんだけどな」 愛「まぁね。 でも、まだいえないよね」 優「寧ろ気づかれるまでそのままにすべきだな」 はぁ、と俯く双子にかける言葉が見つからない真琴は勝手に台所に行き紅茶を入れお菓子を二人の元に運んでいった。 愛「お菓子ー」 優「太るぞ」 愛「今の体重42kgだもんねー 体脂肪率7%だもんねー」 優「………………」 真「待て待て待て あれだけ糖分脂質摂取して体重それだけ?」 体脂肪率おかしくない? 驚きで黙ってしまった優璃と驚きで質問攻めをする真琴。 真「真相気になるから乗れ!」 真琴の足元には体脂肪率を計れる体重計。 愛「ゆーり乗ってみて」 優「………」 優璃は膨れっ面しながら愛璃を抱き上げ体重計の上に乗せた。 愛「ゆーりの意地悪ー」 ------------ 体重41、3㎏ 体脂肪 6% -------------
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