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連絡先を知ってから、
ほとんどの時間を女の子との
電話についやした。
俺もなんでこんな電話してるのか
分からない…。
でも、女の子が言うバイバイが
助けてに聞こえるんだ。
「どうなの?2つゆわきちゃんとは?」
「何だよ?ゆちょん、
2つゆわきちゃんって…。」
「だって名前知らないし。」
言われてみれば俺も知らない
女の子の名前…。
「…俺も…。」
「はぁ?聞いてみなよっ?」
「まぁ名乗らないし、いい」
「ばっかだな~!気にならないの?」
ぶっちゃけ、かなり気になってる。
「…まぁー…っな?」
「今日どうせ電話するんでしょ?
そん時にでも聞けば?」
ゆちょんからのアドバイスで
今日とりあえず聞いてみる事にした。
「…私の名前?私はせいか。
漢字の星に十字架の架でせいか。
あなたは?」
「ゆの。ちょんゆんほ。ゆのは
あだ名?みたいなもん。」
「そう…ゆんほ…いい名前…」
俺が東方神起っていうのはふせた。
彼女が知ったら連絡が
途絶えそうで怖かったから…。
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