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星架の名前を知ってから
俺たちは下の名前で呼ぶようになった。
少しは星架と距離縮まってんのかな?
じぇじゅんが言ってた
一目惚れしてるって言葉の意味が
今更分かった…。
でも、俺はこの恋愛感情には
気づかなかった方が良かったのかも。
星架の事を第一に考えれば
連絡取っていることが
もしも世間にバレたら星架の事を
苦しめる…。
どうしたら良いんだろ?俺…
「ゆの…大丈夫ですか?」
「大丈夫だよ…ちゃんみん」
「嘘ですね。白状しなさい!」
勘の鋭さは相変わらずだな。
白状しなさいまで言われたし
話してみるかな。
「そんな事で悩んでたんですか?」
「お前…そんな事って…」
「あのですね~、それは相手の方が
決めることです。
貴方は今思っていることを
伝えれば良いだけの話です。」
ちゃんみんの言うとおり。
それは星架が決めること…
「ちゃんみん、サンキュー」
呆れてるちゃんみんを残し
星架に電話をかける。
明日、8時にあの公園だけ
伝え電話を切った…。
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