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「ゆんほ…どうしたの?」
ベンチに座っていると星架が来た。
この前とは違う雰囲気の彼女。
「急にごめん。話があるんだ…。」
「ゆんほらしくないね…。
どうしたの?」
心配そうに声を掛ける星架。
やっぱり綺麗で……
俺の胸は高ぶる一方。
「あのさぁ…前の彼氏と別れて
辛いときにあれだけど…」
「……うん……。」
俺と星架が出会った日…
星架が泣いてた理由は彼氏の浮気…。
電話で聞いて怒りさえ覚えた。
「星架…俺じゃあだめ?」
「…え?」
「俺じゃ星架の彼氏にはなれない?」
重たい空気が流れ出す。
…やっぱりだめだったかな?
「…ゆんほ…私でいいなら…
付き合って?」
星架から出たOKの言葉…。
「本当か?本当にいいのか?」
「うん!」
嬉しいさのあまり、星架を抱きしめた。
星架の体温が俺を包み込む。
俺はありのままを伝えた。
東方神起であること隅から隅まで。
星架は真剣に俺の話を聞いてくれた。
「だから、星架には辛い想いさせるし
たくさん迷惑掛ける。
それでも付き合ってくれるか?」
「ゆんほ…私は貴方が好きなのっ。
だからそんな事、気にしないし
逆に支えたい…。
一番の理解者でありたい。
だから一緒に頑張ろう?」
「…星架…サランヘ…」
月の光に照らされながら、
お互いを確かめるようにキスをした。
END
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