終わらない物語

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冷たい感覚が頬をなでたかと思うと すぐ暖かい手が顔に触れたのが分かった 『ん.....』 誰? 『ユノ.....ヒョン?』 『なんで、泣いてんだよ』 『え...』 起き上がって顔を触ると 確かに濡れている 『あぁ、あはは』 渇いた声がでる 『怖い夢でも見てたみたいですね』 どうにかこの場を乗り切らなくちゃ 『そう....か』 ヒョンはなんとも言えないような 切ないような顔をしている あぁ、こんな顔がみたいわけじゃないのに そう思いながらも ヒョンに触れられた所が熱くなるのを感じる
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