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《もっと触って、もっと触れて》
心の中でなら、もう何百回も言っているのに
声にはならない
だから、ヒョンにも届かない
『じゃあ、髪、乾かせよ、ちゃんと』
振り絞るように言うヒョン
『ユノヒョン、さっきから可愛い弟に言う事は
それしかないんですか?』
この気持ちがばれないように
冗談を言ってからかうしかない僕
『いや、そうじゃないけど...
...おやすみチャンミン』
『おやすみなさい』
その言葉を最後に
ドアはパタンと閉ざされた
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