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「蓮子ちゃ~ん」
背後から声がした。
私は背後から抱きつこうとしてきた"あいつ"を蹴り飛ばした。
「ぎゃう!」
「朝から鬱陶しいわよ優介」
「いいじゃん減るもんじゃあるまいし」
彼は優介、ただの変態だ。
「優介、それはセクハラだぞ」
「研人も見てたなら止めなさいよ」
「いつものことだからな、止める必要もないだろ」
彼は、蒼井研人、冷静なやつだ。
「二人ともおはようございます」
「おはよう~早苗ちゃん」
「ああ、おはよう」
彼らは、先日から私たちに話しかけてくる男子だ。
目的はわからんがいい奴らだとはおもう。
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