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「そういえば二人は幼なじみかなんか？」
「そうだよ～」
「腐れ縁だ」
二人で同時に違うことを言い放つ。
まぁ幼なじみなのだろう、腐れ縁でもあるのであろうがここまで仲が良いのだから。
「研人くん酷いな～僕泣いちゃうよ～」
「五月蠅い、勝手に泣けよ」
「え～そんなこと言うとお兄さんに言いつけるよ」
「なんでそうなるんだ……」
「あと早苗ちゃんが好きなっ………」
優介の頭に拳骨をする研人は少し戸惑っていたのか早苗の方をみて聞こえてないことを確認し、優介の方に振り向く。
「ぶん殴るぞお前」
「もう殴ってるじゃんか………」
そんなこんななやりとりがありながら私と早苗は笑っていた。
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