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早苗との帰り道で自己紹介をしながら歩いていた。
「私、風祝なんです」
「風祝?風祝ってなに?」
風祝という言葉は初めて聞いた。
「そうですね……簡単に説明すれば、神社の神主みたいな感じです。」
「神社?早苗さんって神社が家なの?」
「まぁ…はい、そうなりますね」
早苗は苦笑いしていた。
「説明に戻りますね、その……私に血が強く繋がったのか普通の人とは違いおかしい能力があるんです」
「能力?」
初めてだった、自分と同じように能力を持った人と会うのは。
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