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翌日の昼過ぎ
佐天と初春、美琴、黒子は待ち合わせ場所に指定していた例の自動販売機に集まっていた。
美琴「これって竜神さんの携帯よね。」
佐天「そうですけど、それどうしたんですか。」
美琴「今日ここに来たときに落ちてたの。寮に竜神さんはいなかったの?」
初春「はい、いませんでした。だから、てっきりこっちに来ているとばかり。」
言い知れぬ不安が4人の間に漂う。
初春「私、探してきますね。」
黒子「私も行きますわ。」
佐天「私は待ってます。皆が探してるときに来るといけないから。」
美琴「分かったわ。だったらこれ持ってて。」
そう言って美琴は佐天に乙姫の携帯を渡した。
美琴「手分けして探しましょ。」
3人はそれぞれ別の方向へ走っていった。
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