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時は少し前にさかのぼる
とある薄暗い道
佐天は走っていた。
必死になって探していた。
泣きそうにもなった。
くじけそうにもなった。
それでも必死に探していた。
そんな佐天には勿論、周りが見えてなかった。
ドンッ
不良A「いってーな。」
佐天「す、すいません。」
そう言って佐天はまた走り出そうとしていた。
不良A「おい、人にぶつかってすいませんですませんのかぁ。」
佐天「すいません、急いでいるです。」
不良B「そう言わずに、俺達と遊んでいこうぜ。」
佐天「い、嫌です!そこをどいて下さい!」
不良C「ほらよ。」
ドゴッ
不良Cの拳が佐天の鳩尾にはいる。
気絶した佐天を不良たちが取り囲む。
不良A「おい、どうするよ、こいつ。」
不良C「服でもぬがすか。キャハハハハ。」
そこに新たに2つの足音が近づいてきた。
???「あっ、あの人いじめられてるかもってミサカはミサカは助けたほうがいいんじゃないの?って目で伝えてみたり」
???「あァ?ったくめんどくせェ。」
そこにはスーパーの袋を手にした白髪の少年と茶髪の幼い少女が立っていた。
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