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美琴と黒子は走っていた。
大きな部屋に入った。その奥には厳重な扉があった。
黒子「この奥ですわ。お姉様。」
黒子が扉を開けようとした時、大きな音をたて、その扉に穴が空いた。
そこには乙姫が立っていた。
乙姫「見つけた・・・超電磁砲」
感情が感じられない声。以前の活発だった乙姫とは別人のようだった。
美琴「竜神さん!」
乙姫「・・・・・・・。」
乙姫は翼を羽ばたかせ、一気に美琴に詰めよった。
美琴「は、速い。」
乙姫の右手に何かが纏い美琴を殴る態勢に入ったが、その攻撃が美琴に当たることはなかった。
黒子の空間移動で回避し、乙姫の背後に現れた。
美琴は乙姫を気絶させようと首に電気を流したが、何かに弾かれた。
乙姫は振り返り様に美琴の腕に裏拳を命中させた。
ゴキッ
美琴「うわあああああ!」
黒子「お姉様!」
美琴の右腕が折れ、叫び声が響いた。
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