とある従妹の都市見学

復讐

美琴は条件反射的に乙姫に向かって撃ってしまった。

美琴「しまっ・・・」

しかし、超電磁砲が乙姫にダメージを与えることはなかった。

乙姫が左手で防いだのだ。

美琴「なっ！？」

美琴は信じられなかった。

超電磁砲を防がれると思っていなかった。

美琴は彼女の能力を把握していない。

美琴はなりふり構わず電撃を放った。

乙姫はそれを全てかわし、美琴に猛スピードで近づいた。

美琴(や、殺られる！)

乙姫が右手を振りかぶった瞬間、天井が崩れた。

乙姫は警戒して後ろに下がり、美琴は自分の真上を見た。

そこには佐天を背負った白い天使がいた。