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一方通行は乙姫の攻撃を次々に潰していく。
二人の戦いが始まって10分が経った。
相変わらず、一方通行にダメージは無い。
しかし乙姫も決定的なダメージは受けていない。
乙姫は一方通行に右手を向けた。
右手から何千もの見えない弾のようなものを飛ばし、一方通行に次々に襲いかかった。
一方通行はそんなことには構わず、一歩一歩近づいていった。
反射を展開した一方通行にはどんな攻撃を受けても効かない。
勿論、この攻撃も例外ではなかった。
見えない弾を反射しながら歩く一方通行。
一方通行「何だァ、この程度・・・か・・・」
最後の弾がすぐ横をかすめた瞬間、一方通行がよろめき倒れた。
佐天「一方通行さん!」
その場にいる誰もが、何が起きたか分からなかった。
カラカラカラ
乙姫の足下に転がってきたものがあった。
それは一方通行が首にいつもつけていたチョーカーだった。
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