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私、唯崎さゆりは窓から星を見ていた
なんとなくロマンチックな気分になりたかった、ではなく明日のテストの現実逃避のためである
あ、すごく光ってる星がある
きれいだな
吸い込まれるように赤い大きな星を見上げていた
明日のテストいい点とれますように
なんて意味なくお願いしてみる
ほとんど勉強してないくせに
でも叶えてくれそうなくらい神秘的できれいな星だった
そして私はベッドに滑り込むように眠りに落ちた
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