自傷のきっかけ(4年の春―夏)

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私は自分の部屋でお土産を整理していた。 誰に何をあげようか別けていた。 コンコン ドアを叩かれた。 「だれ?」 「あたし、あけてもいい?」 姉だった… (ちっ…) 私は舌打ちをしながら嫌々「開ければ」と言った。 「何かあったの?お母さんとケンカした?」姉は聞いてきた。 うぜぇ… ホントにうぜぇ… 「してない。疲れただけって言ったじゃん。ほっといて」ちょっときつい口調で言った。 「は?心配して言ってるんじゃん」 「そーゆうのがうざいんだよ!さっさとでてけ!調子よく心配してんじゃねえ!」キレて姉を部屋から追い出した。 部屋のドアを開けられないようにして、私は暴れた。 部屋の物を投げ散らかして手首にハサミを力強く当て滑らせた。
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