愛蘭学園

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ジリリリリリリリリッ!! 目覚まし時計の音が部屋に鳴り響く。 私は寝ぼけながらも目を開ける。 そして朝ご飯を食べ 新しい学校に行く準備をする。 新しい学園の制服に袖を通す。 紺色のブレザーに臙脂色の綺麗なリボン。 紺色に少し色の混ざったチェックのスカート。 進学校とは思えない程可愛らしい制服だ。 今日からまた新しい学園生活が始まる……… そんなことを思いつつ スクールバックを持って玄関へ向かう___________ 私の名前は結菜(ユナ)。 16才。高校1年生。 今日から新しい学園へ通うことになっている。 半年前は違う学園に通っていたが ある事情があり新しい学園へ転校してきた。 大きな秘密を隠したまま 今日から新しい学園生活を送ることになる_________________ 一人暮らしをしているマンションの窓から見える空は転校日にはふさわしいほど良い天気だ。 結「…ん〜〜〜ん!プハッ」 窓から空を眺めながら結菜は深呼吸をし、大きく伸びをする。 結『いい天気だなぁ〜…学園生活もこんな風に晴れた気持ちで過ごせたらいいなぁ…』 …そんなことを思いつつ玄関へ向かう。 …っと、その時部屋のインターホンが鳴る。 …ピンポーーーンーーーー!…
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