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「え・・・」
一瞬のことに、絹子は耳を疑った。
驚いて隣の広一を見ると嬉しそうに微笑みを浮かべている。
「―――・・・」
様々な感情が溶け合って、これからもきっと気持ちは溢れ出していく。
だがどんな時も、こうして隣にいて、義輝がいて、見守ってくれる人がいるのだろう。
そして時は流れていくのだ。
これからもずっと、その時の中で水無瀬の為に生きよう、広一の為に生きよう。
ただそう思った。
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