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桜が満開の4月
「俺の名前-俺の名前っと…お?…あった!
あ!リュウも名前あるじゃん
今年も同じクラスだな
よろしくな!」
アキラがニコニコしながらカバンを持って
教室の中に入って行った
続いてリュウも入った
「そ-いえば
今年の自由曲はなんだろうな?
俺吹奏楽系な曲が良いな~」
アキラがボソッと言った
手にはバンドジャーナル
「え?
クラシックの方が良いに決まってるよ
『第六の幸福をもたらす宿』とかやりたいな」
リュウがアキラが読んでいるバンドジャーナルを覗きながら言う
「たしかに
あの曲俺も好き」
「いいよな
ってか中学ん時アキラに部活誘われて
部活紹介の時に聞いたのが『第六』でさ
ほんと良い曲!」
リュウが顔クシャっとさせた
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