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だけどただ一人手をあげてくれた。 お父さんのお母さん。 おばあちゃんだった。 おばあちゃんは79才だった。 腰に持病があって。 少ない年金で細々と暮らしていた。 みんなが賛成した。 便器に顔を突っ込むのが慣れてきた時期だった。 世界は腐ってると本気で思った。
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