赤いリボン

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2人で話しながら学校に向かう時間はとても楽しくて、すぐに着いてしまった。 まだ生徒が集まるには早い時間。 なのに。 「……あれ、どうしたんだろ…。」 私たちの教室の前に先生がいっぱいいた。 先生にしがみつくようにして泣いてる、同じクラスの百合子と桃。 「ホントだ…何かあったみたいだけど。」 光が教室に近づいて、教室の中を覗く。 「!!!?」 光は教室の中を見た瞬間、口を押さえて後ろに下がった。
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