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「私が白石だけど。アンタだれ?あっ斎藤の代わりに来た先生?」 「そうです。木梨圭二です。よろしく」 白石は背伸びをしてこちらを見つめる。 大きな目。 それにしても…綺麗な顔だな。みていると吸い込まれそうだ。 ジーっと睨みつけるようにこちらをみつめる白石。 緊張してしまう。 「ふーん、意外とかっこいいじゃん。なんの先生?」 「斎藤先生と同じ音楽だよ」 「そうなんだ。まぁ、どうでもいいけど」 白石は頭をポリポリとかき、俺から目をそらした。 聞いといてその言葉はなんだ…!
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