家族がインフルエンザにかかってしまいました。

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ところがうとうととしてしまったらしく、気が付いたら、嫁に揺すられて目が醒めた。 一時間ほど寝ていたらしい。 嫁は、目が醒めたら隣に俺が居て、凄くビックリしたらしい。 服が変わってるし、部屋も軽く片付いて、飲み物も、花もある。 揺すり起こした嫁の目は涙でぐしゃぐしゃだった。 『来てくれたんだ。バカなんだから。嬉しくなんか無いんだからね。』 と言っていたが、顔は涙でぐしゃぐしゃ。 「大事な家族のためだ。うつったら休むよ。 このところ働き詰めだったしさ。傍に居させてくれよ」 『うんうんうん』 と言葉にならないらしい。そこで言いましたとも。 「辛い時こそ傍にいるのは夫婦だよ。愛してる。大切な人だ。」 決まったと思った。どうだと言わんばかりに嫁の方を向いたら、
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