恋愛小説家の憂鬱。

■高校生と小説家

『年の差なんて関係ねーよ！俺は冴子さんが……』

『無理なのよ……だって田原君は高校生、私はこんなおばさん。高校生なら高校生らしい恋愛が……』

『ふざけんなよ………』

「んー、ふざけんなよは智和的には言わないか……うーん、男子高校生の気持ちがわかんない」

「滝波先生……あの、原稿……」

「ちょっと待って、最後の一言がどうにも思い付かなくて……」

「は、はぁ…出来れば速めにお願いします」

………なんかやりづらいな。

まぁ待たしてる私も悪いんだけどね……。

この状況を見てわかってる方もいると思いますが、私は小説家です！！

はい一応、滝波林檎というペンネームで恋愛小説家やらせてもらっています！！

そして現在待たしている状態でございます！！

つか、いつもの担当さんじゃないからなんか気使うんだけどーー！！！

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