少年の声・2

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ブランコで遊ぶクレハ・・・・、 カイは笑顔で見ていた。 小さい頃の記憶を思い出し、 元気にしてくれたクレハに感謝していた・・・・。 クレハはブランコから降り、 カイの方へとむかう。 「カイも遊ぼ♪・・・・あれ?」 クレハはカイの後ろにいる何かに気づき、 カイも後ろを見た・・・・。 すぐ後ろに黒猫が一匹、 ポツンと座っていた。 カイ「可愛い黒猫だね」 クレハ「可愛い白猫だぁ♪」 白猫と言ったクレハにカイは驚いた・・・・それと同時にクレハもカイの言葉が変だと感じた。 「しっ・・・・白猫だよ?」 「黒猫だって、よく見なよ」 「白だって!黒には見えない」 「・・・・っ?」 クレハの目には本当に白に見えているらしい。 カイは不思議に思った・・・・、 すると頭の中に声が聞こえた。
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