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「繋ぐ者と包む者・・・・我にとっては上手く出来すぎている・・・・どう思う?カイ」
「どう思うって・・・・」
「フフフ・・・・わからぬか・・・・」
黒いコートの男は少し笑みを
見せると一瞬でカイの
目の前に立った。
「わからぬままでいい・・・・
あの女と共に答えを見つけてみせよ、我がお前を殺るまでは死ぬ事は許さぬ・・・・」
大鎌を振り上げる男に
カイは下段に構えなおし
男の横腹に一閃した・・・・
「・・・・ん?何かしたか?」
男は怯みもせず
大鎌を振り下ろした。
カイは寸前でかわしたが
刃先が肩を切り、
その場に倒れた・・・・
激痛がカイを襲う・・・・
「痛っ・・・・!なんだこれ!?」
「その傷は我と繋がっている証だ・・・・お前の灯火が消えれば我はお前に命を与える、不死の契約・・・・力もやる」
「どうしてそんな事を?」
「フフフ・・・・お前を冥界に送る為・・・・我の欲を満たすためだ」
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