少年の声

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「前から聞こうとおもってたんだけど、カイって学校は行かないの?」 クレハは疑問をカイに聞く。 「学校かぁ・・・・行ってもつまらないからなぁ・・・・」 「楽しいよ?」 元気の無い言葉でカイは言う、 「いや・・・・つまんないよ」 「そっか、学校なら近くだから毎日会えると思ったのになぁ」 「あぁ・・・・、そうだね」 暗い空気ばかり出すカイに クレハは急に立ち上がり 手をつかむ。 「きゅっ・・・・急にどしたの?」 「いくぞ少年♪、学校だ♪」 カイの手を引いて クレハは走り出す・・・・ 始まりは・・・・ 砕けた『宝石』のように 無数の光となって散っていく もう戻す事の出来ない程に・・・・
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