5人が本棚に入れています
本棚に追加
/37ページ
「前から聞こうとおもってたんだけど、カイって学校は行かないの?」
クレハは疑問をカイに聞く。
「学校かぁ・・・・行ってもつまらないからなぁ・・・・」
「楽しいよ?」
元気の無い言葉でカイは言う、
「いや・・・・つまんないよ」
「そっか、学校なら近くだから毎日会えると思ったのになぁ」
「あぁ・・・・、そうだね」
暗い空気ばかり出すカイに
クレハは急に立ち上がり
手をつかむ。
「きゅっ・・・・急にどしたの?」
「いくぞ少年♪、学校だ♪」
カイの手を引いて
クレハは走り出す・・・・
始まりは・・・・
砕けた『宝石』のように
無数の光となって散っていく
もう戻す事の出来ない程に・・・・
最初のコメントを投稿しよう!