10年越しの愛

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いつものように適当に 女を捕まえてホテルに 向かっている最中、 裕翔に偶然見つかってしまった 「 あ、山ちゃん。 今からデート…? 」 「 あ、うん。 」 裕翔に女といる所を直接 見られるのは初めてで 焦ったと同時に悲しくなった 「 ねぇ、涼介ー。 早くいこうよー。 」 甘ったるい声を出す女に 無性に腹が立って女の手を 振りほどいた 「 わりぃ。今日は無理。 」 「 えー。つまんないの まぁ、いいや。またね、涼介 」 俺が適当なら女も適当 だけど目の前にいる裕翔に こんな姿を見せたくなかった .
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