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いつものように適当に
女を捕まえてホテルに
向かっている最中、
裕翔に偶然見つかってしまった
「 あ、山ちゃん。
今からデート…? 」
「 あ、うん。 」
裕翔に女といる所を直接
見られるのは初めてで
焦ったと同時に悲しくなった
「 ねぇ、涼介ー。
早くいこうよー。 」
甘ったるい声を出す女に
無性に腹が立って女の手を
振りほどいた
「 わりぃ。今日は無理。 」
「 えー。つまんないの
まぁ、いいや。またね、涼介 」
俺が適当なら女も適当
だけど目の前にいる裕翔に
こんな姿を見せたくなかった
.
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