10年越しの愛

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「 山ちゃん、お願い。 僕を・・抱いて? っ、お願い 」 裸のまま泣きながら 俺に抱きつく裕翔にそっと 手をまわす 「 ごめん。・・裕翔は抱けない 」 「 何でっ?ぼ、僕が 女の子ぢゃないから? 僕が・・おと、このこだかr 」 勝手にいろいろ言ってる 裕翔を無視して自分の胸 の中に抱き寄せた 「 裕翔、それ以上言うな 」 「 だっ・・グス りょ、すけ 」 「 俺は裕翔が好きだ。 男のお前が好きだ。 だからそんな悲しいこと言うな 」 今まで好き勝手やって 裕翔を傷つけたのは俺だ だけどこれから先 裕翔の隣にいるのも俺だ 裕翔に触れるのも 泣き顔も可愛い笑顔も 面倒な説教も・・ 全部、全部この目で 見ていくのは俺なんだ。 適当な俺だけど裕翔を 1番に思う気持ちだけは 適当なんかぢゃない 「 裕翔、ごめんな。 俺、裕翔のこと好きだわ 」 「 うん、グス うん。 」 泣きながら微笑む裕翔が あまりにも綺麗で そっと触れるだけのキスをした そっと壊れないように 触れるだけのキス だけどそのキスには 沢山の俺からの愛情を込めて 「 好きだよ、涼介// 」 end ( キスしょっぱい// ) ( 裕翔が泣くから(笑) ) .
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