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「 こちら僕の元カレ…
ぢゃなくて友達の有岡大貴くん
と、彼女の知念侑李くん。 」
「「 はじめまして 」」
「 で、こっちが僕の彼氏の
山田涼介くん 」
中島に紹介されて軽く挨拶を
交わして4人で近くの
テーマパークに向かった
「 ねえ、山田くんと
裕翔くんはいつから
付き合ってるんだっけ? 」
「 おい、知念。
あんまりそうゆうこと聞くな 」
「 え~、何でいいぢゃん。
僕たちは2週間前だよね? 」
「 うん、まぁ…。 」
「 へ、へえ~。そうなんだ 」
明らかに無理して笑ってる中島。
なんだ、こいつまだ
有岡ってやつのこと好きなのか
「 俺たち昨日からだよな?
な、中島? 」
「 え、あ、うん。 」
「 え!昨日からなの?
なんだ~、出来立てだ(笑) 」
僕たちも出来立てだね!
なんて嬉しそうに有岡に肩を
回す知念を羨ましそうに
見てる中島に無性に腹が立った
何でだ?
別に俺は彼氏のふり
なんだからこれが終われば
普通のクラスメートに
戻るだけなのに
いとおしそうに
悲しそうに
有岡を見つめる中島を
なぜだか凄く綺麗だと思った
.
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