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あっという間に日が落ちて
お互い帰る時間になった
「 今日はありがと!
すっごく楽しかった! 」
満面の笑みでさよならを
告げる知念の言葉を遮って
有岡が中島に言葉を発した
「 裕翔、おれ…
俺、情けねえけど裕翔のこと
今でも… 「 言わないで! 」
「 ち、知念? 」
「 大ちゃん、お願い。
言わないで、僕から離れないで 」
あぁ、そうか。
中島と有岡は両思いな訳か。
んで、知念も知ってたと。
何も知らないで中島に
惹かれてたのは俺だけってやつか
あー、情けなっ。
やってらんねぇ、
「 中島、俺帰るわ。 」
「 え、ちょっと!
待ってよ、山田くん 」
叫んでいる中島を置いて
俺は1人家へと帰っていった
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