モンスターゲーム

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藤原涼(ふじわらりょう)。 俺とは小学生時代からの付き合いでずっと仲が良い。 高校もクラスも一緒だ。 通話ボタンを押し受話器を耳にあてるといつもの涼のテンションではなかったが、涼の声が聞こえた。 光陽「もしもし」 涼「光陽!!!変なメール来なかったか?」 光陽「モンスターゲームっていうやつ?」 涼「そうそう!んでさあ、俺のとこにもきたわけ!」 光陽「えっ!!!!」 俺は思わず声をあげた。 涼にもきたのか。 光陽「でもこれって迷惑メールでしょ?」 涼「テレビ見てみろよ!」 俺は言われたようにテレビのリモコンのスイッチを押してチャンネルをテレビ夕日に合わせた。 『テレビ夕日はモンスターゲームを応援してます!』 目に映る映像に唖然とした。 本当なのか!? 『明日12時からモンスターゲームの説明番組を放送します』 本当なんだ! 迷惑メールや詐欺ならこんなのは絶対にない! あのメールは嘘ではなかった! 今まで疑っていたがテレビを見てゲームは存在すると確信した。
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