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テレビに見入っていたら受話器から声が聞こえた。
すっかり電話していることを忘れていた。
涼に参加するかどうかを聞いてみる。
涼「出るに決まってんだろ!なんか面白そうじゃん」
普段から頭がよく冷静な涼とは思えない言葉。
光陽「でもどんなゲームかわからないぜ?」
涼「明日テレビでわかるじゃん。
俺は世の中が変わる瞬間に参加して、その瞬間を見れるならとてつもなく嬉しい」
涼「光陽は出ないのか?」
光陽「わかんないな。
でもなんか怖いな。
あと主催者が誰なのか気になってる。」
涼「そんなのテレビ局とかじゃねえの?
………………。
何か理由はありそうだけどな。
それより俺は自分の人生の歴史が大きく変わることに楽しみにている」
光陽「単純だなー」
涼「単純でいいんだよ!」
涼「じゃあ明日お前の家行くわ!」
涼は笑いながら言った。
光陽「わかった」
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