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でも、まさか普通に言葉が通じるとは思わなかった………やっぱり勇者としての特典かね?
なんて事を考えていたら、高級そうなローブを着た人がフードをとったのをみて、まさかの素顔に驚いた。
「ぇえっ!?女性だったのかよ!」
そんなバカな!?
「龍夜、お前気付かなかったのか?」
驚いていると、修一があきれたようにいってきやがった。
つーか仕方ないだろ?だってローブ着てたから声がくぐもってたし、顔も見えないしさ?
なんて心の中で愚痴を言っていると、控えめな声が聞こえた。
「あのー…すいませんがそろそろ説明してよろしいでしょうか?」
声をかけてきたのはローブの女性だった。
声をかけられ、俺は改めてその人を見た。
みてみると、その人は女性というより少女と表現したほうが合っていた。
まあ、そんな事よりも一番驚いたのは、その少女の容姿である。
輝くような金色の髪に吸い込まれるような深い青色の瞳、そして顔は日本にいた時に見たことがないくらい整っており、誰がどう見ても完璧な美少女であった。
そんな少女をみてボケーッとしていると、修一が応えた。
「すいません。じゃあ説明をしていただいてよろしいですか?」
なんて事をお得意のキラースマイルで少女に言ったんだよこれが!そしたら案の定
「はぅぅぅ///わっ!わかりました//では、今から説明させていただきます///(何なのこの人//ちゃんと見ると凄くカッコいい///)」
また一人恋する乙女の誕生である。
クソ!イケメンなんて死ねばいいのに!
リア充は消えればいいと思います。
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